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今朝も冷えました。これからの農業について考えます。私達は植物にとってはお医者さんなのです。

今朝も冷えました。
12℃でした。
冬に12℃と言うと、暖かく感じますが、
今の時期に同じ温度でも寒く感じます。
やはり環境で感じるものなのですね。

植物も環境要件で影響は受けます。
人間が感じるのと同じ様に感じていると思います。
ただ、今、生育中の植物は、非耐寒性でも5℃以上あれば
生命に支障をきたす事はありません。
ただ、寒冷ストレスを受けるだけで済みます。
ストレスからの回復には、それなりの時間が掛かります。
高温ストレスの場合も同様です。
回復を早める事は出来ます。
凄く簡単な事で、自分が暑い時に欲しくなる物をあげれば良いです。
薄く葉面散布するだけで良いです。
世の中には、今、色々な複合資材が出回っています。
それぞれ目的をもって企画製造されています。
個々を見れば、どれも素晴らしい商品です。
便利で使い易く、効能も素晴らしく書かれています。
使う事で良い結果が得られるであろうことは間違いありません。
私が提唱したい事は、物事は単純に捉えて、考えて
今現在足りて居ないであろう物だけを、
通常の物に加えて施肥してあげれば良いと言う事です。
植物に、その性能を、最大限に発揮してもらうにはどうすれば良いか?
長々と書いてきた中身は、その事に収束します。
人間ならば、体調が宜しくなければ医者に掛かります。
植物にとってのお医者さんは、育てている私達です。
言葉を話せない動物を診る獣医さん的な立場です。
今は、動物のエサも、昔と違って総合配合餌に変わってきました。
私達が施肥する時に使う「配合肥料」の様なものです。
植物も、大きく丈夫に育てようと思ったら、
初期に生育に必要な物を多めに取らせてあげる。
値段に関係なく、必要であれば食べてくれます。
そして、値段に関係なく良く育ってくれます。
昔、私の郷里鹿児島県では、健康優良児が多かったと聞きました。
その理由は、サツマイモと魚の干物、みそ汁、梅干を良く食べていたからだと
食物栄養学の助教授から聞いたことが有りました。
これらを摂ると、成長に必要な栄養素は足りると聞きました。
昔(今も県民所得は多くありませんが)貧しかった鹿児島ですが
健康状態は良かったらしいです。
植物を考える時も同様に、
先ずは、最低限何が必要か?
不足しているものは何か?
生育期間中に不足して来る物は何か?
後は、どの位補ってあげれば良いか?
細胞を強くするには?
元気を出させるには?

近々、自前のホームページを、工事中ではなく
リニューアルする予定です。
その中で、細かい事まで、単元別に書こうと思っています。

水ストレスで生育を調整する。養分は変えずに。

今回の内容の結論を書く前に、
ここの所の気象で、想像以上に植物の生育が良過ぎるところが目に付きます。
温度の推移が、生育適温にピッタリな事と
管理が良過ぎて、どうも行き過ぎている感が有ります。
路地物は、気候要件の操作はし難いですが、
ハウスでは、自分で操作出来るところが有ります。
それで何とか出来る気がします。
少し遅いですが、今からでも出来るところもありそうです。
以前、植物の生育は、温度・光・水・養分の4つの条件で決まると話しましたが、
それを逆手に取れば、そのどれかを小さくすれば、小さくした条件になり易いと言う事です。
4つの条件の、4枚の板で作った木桶を想像して下さい。
板が1枚低いだけで、そこまでしか水は入りません。
木桶が植物だと思って下さい。
どれかが欠けると、生育が治まって来ます。
温度は出来るだけ低く保ち、
光は強さは制御出来ますが、余り感心しません。
養分は減らす事は良くありません。
とするならば、水を少なくするのが一番です。
ゼロにすることなく、少なくすれば良いと思います。
15分を5分にとか、3回を1回にとか、
肥料の量はそのまま、水を少なくすると
溶液のECが上がりますので、
食物の根は、水分を吸い難くなります。
そうすると、細胞は水で膨らみますから、膨らみ難くなります。
その代わり、養分はシッカリ吸いますので、
全身の生育には影響することなく
収穫は、変わらず高糖度の物が得られます。
昔、パンジーを9月初旬に出荷する為に、
早くに種を蒔いて発芽させ、
枯れない位の水分で生育させ
季節が良くなってから、養分と水分を与えると
生育が良くなり、花付きで出荷出来ました。
トマトもECを思い切り上げると、高糖度になります。
根に、窒素やその他を吸えない位のストレスを掛けると
生育に影響が出て、花も実も小さく成ったり、付けなくなったりしますが
適度な水ストレスは、茎は細くなりますが
花は良い花が咲き、実のシッカリ大きくなり
糖度の高いものが収穫出来ます。
どの位にするかは、植物の性質によってと
土質等による影響を見ながら判断した方が良いです。
初めは何でも手探りですが
上手く行った時の喜びは、何物にも代えられません。

さぼり癖が付いたかなぁ?久しぶりです。過酷な春がようやく過ぎ、夏日の季節に突入でしょうか?

これまで滞り勝ちだった流通が回復しました。
資材が入荷し始めました。
未だ、海外からの流通は、以前の様には回復してないようです。

今年の春は、忙しい気温の変化でした。
もう寒くなる事は無いと思いますが
何が起きてもおかしくはありません。
今は、恐らく海進期のピークに近いのではないでしょうか?
温暖な時期になると、極の氷が少なくなると同時に
海水面が高くなり、海の表面積が大きくなります。
海が進むので、海進期と言います。
逆に、極の氷が増えて来る(寒冷期・氷期)と
海水面が低くなり、海が退き、陸地の面積が大きくなります。
これを海退期と呼んでおります。
日本列島が大陸と陸続きだったのは、この海退期だったからです。
造山運動(地殻変動による隆起)もあったかもしれません。

話が逸れました。まぁ、第4間氷期が終わり第5氷期に入る時期。
何が起きても不思議ではありません。
あらゆる事を想定して、暑い時はこう。寒ければこうと手を打ちましょう。

植物によって生育適温が若干異なります。
寒さに強い、暑さに強いという差は有ります。
しかしながら、殆どは10~25℃位が適温です。
野菜では実物と葉物で考え方を変えます。
葉物は、種から発芽させて花が咲く前に収穫します。
それで、発芽適温で芽を出させ、耐性温度にさえ保てば
収穫出来る大きさには出来ます。
実物の場合は、花芽が分化する条件(生殖成長)を与える必要が有ります。
これには、日長条件(短日か長日か)の様に、光の当たる時間で反応したり
温度条件で反応したり、栄養条件だったりと有ります。
凡そ、一度スイッチが入ると、余程の条件に晒されない限り
その状態は維持されます。
実物の場合は、実を付けるだけでなく。味も重視しますから
その条件もクリアする必要が有ります。
その条件とは、実を作るのは「子孫繁栄」の為、
と言うのがキーワードです。
良い種を作るための条件を満たしてあげる事です。
大きい実を作るのにも、
種が沢山出来る条件を満たせば良いのです。
その為に如何すれば良いか?
と言う事を、長年栽培してきた生産者さん達は
経験で身に着けて来てらっしゃいます。
理屈で或る程度はカバー出来ます。
後は栽培技術と管理技術がモノを言う世界です。
土地の条件(土質)、ハウスの向き、形状で異なります。
一筋縄では行きません。
それがどう働き、どう作用し、それを踏まえてどう管理し
どういう結果につながるか?
一つでも理解出来た時の喜びは、何物にも代えられません。

2日間お休みしてしまいました。まだまだ続きます。

2日間何も書きませんと、何処まで書いたか、
何を書いたか、忘れてしまいます
水とアクの話と、脂肪酸まで書いてました。
アクは、初めに書きました通り、
植物が自分を守るために作り出す物質です。
虫に、病気に、環境の変化に、対応するために作ります。
良くしたもので、対象物によって作られる物質が違います。
虫には虫に対抗する物質を、しかも1種類だけでなく
効かなければ次をという具合に作っていきます。
ある実験で、ハウスの入り口にアザミウマを放したところ、
ものの数分で、反対の一番奥の植物が、
アザミウマに対抗する成分の物質を作っていたことを調べたそうです。
どういう仕組みで伝達するかは、仮説でしかないようですが、
電気的に伝えるのか、ホルモン様物質なのか、
はたまた会話の様に伝えているのか?
植物が、テレパシーか何かで繋がっているのは
アメリカの学者さんでしたか
うそ発見器を大根だったか人参だったかにセットして
始めは同じカゴに入れて置き、
1本取り出して、別室でその1本を切ったところ
もう一つの部屋にいた別の物につけたうそ発見器の針が
大きく振れたという事を書いた記事を読んだ事が有りました。
ある大学で、植物に電気センサーを取り付け
長期間、調べたところ、
世話係の人が来た時に出る波形や
水をもらった時に出る波形
葉を手で挟んで、パチンと叩いた時の波形、
他にも、その状況で出る波形のパターンが
それぞれ違う事を調べて、証明しているのを教えて頂きました。
人間は、一人が1時間に100ワットの熱量を出すそうです。
植物は、そこまでの熱量は出さないでしょうが
細胞内では様々な化学変化が起こされており
その過程で、極少量の熱が発生します。
お酒造りの時に、醪と言いますが
米麹を水に入れて、酵母を加え、発酵させると
発酵熱が出ます。
夏に清酒を造らないのは、一つは汚染微生物の繁殖を抑える事と
もう一つは、発酵熱で醪が焼けてしまわない様にです。
因みに、九州の焼酎も冬に作りますが、
外気温が一桁になっても、初め15度だった醪の温度が
発酵が激しくなると、30度位まで上がります。
それで櫂入れという作業で醪を掻き混ぜ、冷やします。
それでも冷やしたり無いので、冷却器で冷やします。
1㎖中に約8億個位の酵母が居て、醗酵するだけでも
その位の熱を出します。
アルコール類と炭酸ガスを発生させます。
パンでもそうですが、酵母も醗酵するには水分が必要です。
乾燥した状態では、醗酵どころか休眠して何も起こりません。
微量でも生息に足る水分さえあれば、又エサが有れば働き出します。
地球上の全ての生き物は、水中から発生したと考えられる理由です。
例外は、今、騒がれているウィルス位でしょうか?

②の続き。もう少し続きます。暑いですね!朝夕は冷えますけれど・・・。

元々ポリフェノール類は、渋かったり苦かったりします。
そうで無い物も有りますが、「良薬口に苦し」というように
そういうものです。
大量に摂取すると、人間にも害が有りますので
昔の人は、良く考えたもので、アク抜き技法が発達したのです。
水でも良いもの(水溶性)や灰汁(アルカリ)で抜いたり
色々な手法を、今の様に化学が発達してない環境で
理屈でなく、実践で試して来たのでしょう。
頭が下がります。
人間の歴史は、そういう「チャレンジャー」が
数々の経験を通して、技術や技法として受け継ぎ、
さらにそれを工夫・発展させて現在があると思います。
そして、どうしても解消出来なかった物や、
秘伝の物が、「毒」として認識されているのだと思います。
フグの毒やカビの毒、蛇の毒、等々。
今は化学構造や何故毒として働くのか、
どういう構造だと毒になるのか、までは解って居ますが
対処法が解って居るものと、未だ判らないものが有ります。
これも奥が深いです。
全ての毒物は、粉末(結晶状態)だと、比較的安全に操作できます。
しかし、結晶が水分に溶けた瞬間から効力を発揮します。
粘膜など、水分豊富ですから取扱は注意です。
また脱線しました。
物質は、水に溶けるもの(水溶性)、水に溶けないもの(不溶性)
水には溶けないけれど、油に溶けるもの(脂溶性)、
性質の違いで、酸に溶けるものやアルカリに溶けるものなど
種類が色々あります。
その性質の違いで、使い道も色々あります。
それらの成分を分離する時も、その性質の違いで分ける事が出来ます。
化学が面白いのは、そういう部分があるからです。
植物も動物も、細胞内の殆どは水分です。
ですから、水溶性の物が殆どです。
でも、水溶性物質だけだと雨が降ったり、水をやったりすると
簡単に溶けてしまいます。
そうならないのは、細胞の周りを囲う物が有るからです。
所謂、細胞膜です。
細胞膜は、脂肪酸とリン酸がくっ付いた物が
お互いにくっ付き合って、シート状になっています。
その内側は、親水性の物が、外側にはそうで無いもの(疎水性)が、
同じ様に並んでいます。
そして、その外側をタンパク質の膜や、
植物ではセルロースの様な糖質の殻が包んでいます。
脂肪酸とは、一言でいえば油です。
脂肪酸は、光合成で出来たブドウ糖から、
酵素の働きで合成して作られます。
ごま油とか大豆油とか、色々な植物性の油は、そのように作られます。
この油も、細胞内では大切な働きをします。

今日も②の続きです。脱線が止まりません。(苦笑)

燃焼させるには、今度は酸素が必要です。
面白いのです。
光合成の時は、水と炭酸ガスから、ブドウ糖と酸素を作り出します。
暗反応時は、ブドウ糖を、酸素を使って分解してエネルギーを得、水と炭酸ガスを出します。
夜と昼とで、逆の事をしている訳です。
植物も動物も、睡眠時に成長します。

この様に、全てに水は介在します。
食べ物も、唾液や消化酵素や一緒に水を飲むなどしないと
上手く喉を通りませんし、味も感じません。
物質が水に溶けた状態で、味蕾や嗅覚の器官に当たらなければ
味も匂いも感じる事が出来ません。
匂いも、超微粒子の状態で、嗅覚器官に捕らわれ
匂いとして感じます。
化学的に、こういう構造だとこういう匂いに感じられる
と言う事は研究の結果、凡そ解って居ます。
香水・香料等が、天然も有りますが
化学合成で出来るのは、その構造式を解明して
その為にはこれとこれをこういう条件で反応させると、
こういう物質が出来ると証明されているからです。
味も同様で、こういう物質の、こういう構造が有ると甘く感じるとか
辛く感じるとか、酸っぱく感じるとか、苦みを感じるとかが判ってきたので
天然からは沢山取れない、高価になってしまうものが
安価に合成して作り出せます。
植物や動物の体内でも似たような事が起きています。
野菜の種類によって、味や香りが違いますし
動物の味も、種類で味が変わります。
体内に、細胞内に、化学工場がある様なものです。
勿論、役割分担は有りますが
健康であれば、体外からの脅威に対抗する物質だって作ります。
人間では「免疫」という言葉で括られています。
植物でも、昔はアクの強い野菜があったと思いますが
あの「アク」というのは人間でいう免疫物質の様なもので
今は「ポリフェノール」といって有難がっている物も含まれます。
昔の野菜が、病害虫に強かったのは、
この「アク」が強かったからだと思っています。
アクが強いと、多くの人に好まれませんので
種苗会社は品種改良をして、選別して、
アクの少ない品種を普及させてきました。
それで、多くの人に「美味しい」と言われるようになってきましたが
その半面で、農薬に頼らなければ成長出来難い体にしてしまいました。
昔、アク抜きしないと食べられなかった野菜などが、
今は生でそのまま食べられるようになりました。
その陰では、種苗会社の研究者の、涙ぐましい努力が有った訳ですが、
片方では、農薬を多用する農法が発達しました。

②の続き。植物には光は必要不可欠です。

植物は光が無いと生きていけない理由は、
この様に、光合成で得たブドウ糖を使って生きて行っているからです。
エネルギーを得る方法には、大きく分けて
炭素が介在する「解糖系」と
窒素が介在する「アミノ酸系」とが有ります。
人間では、飢餓状態になると、先ず脂肪を分解してエネルギーに変えます。
脂肪は、炭素と酸素と水素から出来ておりますので、一応解糖系に組み込まれます。
そして、体中の脂肪が無くなってくると
今度は筋肉の中のたんぱく質を分解し、アミノ酸に変え、エネルギーを得ようとします。
窒素は、生き物にとってとても大切な物なので、最後に使われるのです。

植物も、そういう観点では同じです。
花の生産者さん達はご存知でしょう。
栄養不足になると、下の方の葉が黄ばんできます。
窒素が不足すると、下の方の葉に保存してある窒素を
上部の生長点や花や実に移していきます。
そうして子孫を残す方にエネルギーを使います。
余りにも不足し過ぎると、生存本能の方が先に立って
花を付けなくしたり、実を落としたりして我が身を守ります。
花が付いて、実が付いていたら、種を残すために
全生命力を使い、種が出来たら枯れてしまいます。
そうならない様に、光がタップリ当たる様にしてあげ
光合成が出来るように、水と新鮮な空気(炭酸ガス)をあげ、
少なくともエネルギー不足にならない様にしてあげると良いです。

光合成では炭酸ガスが必要ですが、
解糖系等の燃焼系では、今度は酸素が必要です。
燃焼系と言ってもピンと来ないかもしれません。
暗反応、明反応は聞いたことが有ると思います。
明反応は、光合成をすることと理解して下さい。
暗反応は、光合成で得られたブドウ糖を燃焼させることです。

②の続き。水は大切です。全ては水の中で行われます。

水が必要な理由には色々とありますが、
根からの吸収には、何度も言うようですが
水分が必要です。
仮に圃場に沢山の養分が含まれていても
水に溶けていなければ、根から吸収出来ません。
窒素は必要不可欠なので、何とか吸おうとしますが
それも限界があって、外部の浸透圧が高くなり過ぎれば吸う事が出来なくなります。
その結果、生長点障害が出てきます。

では、酵素はどのようにして働くかです。
酵素が働くときには、やはりエネルギーが必要です。
そのエネルギーは、どのように作り出すか?
植物の場合は、光合成によって、水と炭酸ガスから
ブドウ糖を合成します。
実は、光合成する時もエネルギーが必要で、
ガス欠になると、光合成すら効率良く行われなくなります。
エネルギーを得る方法は、幾つも有ります。
最も効率良くエネルギーを得る方法は、
ブドウ糖を分解しながら得る「解糖系」という方法です。
ブドウ糖を先ず2つに分解し、夫々をクエン酸回路という回路の中で
グルグル回しながら、そこで酵素が使うエネルギー以上のエネルギーを得ます。
そして、そこで出来たエネルギーを蓄えます。
その蓄えたエネルギーで、酵素反応やその他生命活動上のエネルギーとして利用します。
エネルギーは、どのように蓄えるか?
そこに出て来るのがリン酸です。
ATPとかADPとかって聞いたことはありませんか?
最近は、ATPは旨味成分でもあるので、魚の活き締め等で有名になってきました。
アデノシン3リン酸と言って、アデノシンに3つのリン酸分子がくっ付いた形です。
ADPというのが、アデノシン2リン酸で、これにもう一つリン酸をくっ付ける事で
エネルギーを蓄えています。
そして、エネルギーが必要な時に、この3つのリン酸の内の一つを外す事で
高エネルギーを獲得します。
そのエネルギーで、酵素が働き、合成や分解に使われます。
リン酸が重要な働きをすると言う事がお分かり頂けると思います。

②光と水は、植物にとっても、動物にとっても大切な物です。

②水と光が無ければ、植物は生きていけません。
 人間もそうですが、地球に生息する生き物は全て、水無しには生存出来ません。
微生物も含めて、細胞中には水分が豊富に在ります。
養分も、一部を除いて、水に溶けた形で細胞内に取り込みます。
窒素は、硝酸イオン・アンモニアイオン・水溶性アミノ酸・尿素は水溶性ですので
そのような形で細胞膜を通過して、細胞内に取り込んでいきます。
カリも強アルカリ性で、電離度が高いので、元論水溶性です。
リン酸も、カリやナトリウムやアンモニア等と化合した状態の粉末で手に入りますが
これも水溶性で、水に溶けると他のイオンと電離して、単体のイオンとして存在し
細胞膜を通して、内側に入ります。
他のミネラル類も、殆どが水溶性イオンの形で、細胞内に入ります。
余談ですが、放射性物質も元々金属ですから、イオン体になり水に溶けます。
そうして水に溶けた形で、水蒸気に含まれたり、地下水に溶け込んだりして
植物や動物の体内に侵入してしまうのです。
厄介なのは、昔、理科の時間に元素の周期律表という物を教わったと思いますが、
1族から8族までの表になって居ますが、
同じ族の元素は、分子量の違いはありますが、
化学的に同じ性質を持ちますので、間違われてしまう事です。
セシウムやストロンチウムが、カリやカルシウムと間違われて
骨や細胞内に取り込まれてしまいます。
所謂「体内被曝」を起してしまいます。

脱線しました。
そして、細胞内では、光合成で得られた糖分や、根から吸収した養分を使って
自分が生きて行くのに必要な物を合成したり、
エネルギーに変えるために燃焼させたりします。
この時働くのが酵素です。
水溶性で、細胞質の中に遊離している色々な物質を
酵素の働きでくっ付けたり離したりするのです。
その酵素が働く部位に必要なのがミネラルです。
くっ付ける時も、離す時も、電気的に電子のやり取りをします。
昔、ボルタ電池という物を教わったかと思いますが
丁度あのような形で電子のやり取りをします。
その、電子のやり取りをする部分にミネラルが必要なのです。

土作りの続きです。

そして、炭素率が調整出来れば、根を張る条件は整います。
微生物が育つ環境も準備出来ましたので
後はどの植物を植えるかで、養分の調整とペーハーの調整をしていきます。
微生物が育つ環境とは、先ず、光合成細菌以外の微生物は炭素源が必要です。
炭素源が整えば、微生物が繁殖する為に必要な栄養源、窒素源が必要です。
それと大切なのは水分。
堆肥の中には、リン酸分・カリ分・微量要素が含まれています。
後は温度ですが、その時の条件に合った微生物はドンドン増えていきます。
地表に近いところでは、好気性微生物が、
空気の入らない所では通性嫌気性微生物や絶対嫌気性微生物が生息します。
そして、内部に嫌気性微生物が生息し、周囲に好気性微生物が生息する
土壌団粒が形成されていきます。
微生物同士の共生関係が出来ていきます。
土壌団粒は、微生物の出す粘液様物質で土壌の粘土鉱物などをくっ付け、
その周囲に好気性微生物が繁殖し、
中が嫌気状態になると、絶対嫌気性菌が生息繁殖していきます。
団粒化が進むことで、土壌中の物理性が改善していきます。
団粒同士の間に空間が出来ることで、酸素が供給出来る様になり、
また、空間が出来た事で、水分の通りも良くなり
水捌けも良くなります。
また、団粒そのものが水分を保持する事で
水持ちも良くなります。
そして何より、団粒そのものが宇宙の様なもので
数多くの種類雑多の微生物が、
増えては死に、死んでは増える事を繰り返します。
必要な養分は、周囲の好気性微生物が土中から分解吸収し
死んだり排泄したりする物で、
内部の嫌気性微生物が増えたり死んだりし続けます。
勿論、内部の嫌気性微生物が死んだ時も
細胞内の諸物質が放出され、周囲の微生物の栄養源となります。
それを繰り返して居る内に、団粒は徐々に大きくなっていきます。
そして、植物がそこに来た時には、
植物の根との共生関係を作っていきます。
今度は植物の根から出る生理活性物や排泄物を餌にし
根には酵素や核酸、酵素で分解した糖分、アミノ酸、
有機酸類、植物ホルモン様物質等を供給します。
エンドファイトと言われるものとか
ファイトオレキシンとか言われるものも
団粒で作られたりもします。
土がフカフカに感じられる様になるほど団粒化が進むと
植物の根は、広く、より深く張る様になり
成長も良くなります。環境変化にも強くなります。
微量要素も、微生物が増殖するのに必要ですので
微生物が出す酸等で土壌の鉱物質を溶かして取り込んだりします。
そして死んだ時に細胞内から中身を放出し、
より吸収し易い形で植物に供給します。
これが所謂「地力」です。
勿論、より良い状態で作物を育てる為には
その作物が要求する量の3要素や中量要素を施肥した方が良いです。
堆肥が牛堆肥であれば、カルシウムが0.8%前後、苦土分も同量位含まれます。
3要素も或る程度は含まれます。
その他、餌由来の成分も含まれてきます。

そして、植物に合うペーハーへの調整です。
大方の植物は、弱酸性(pH6前後)を好む傾向です。
ホウレン草等は中性から弱アルカリ性の土壌を好みます。
概ですが、pHを1上げるのに必要なアルカリ量は
100kg位と見て良いと思います。
その植物に合うpHにしてあげると生育は良くなります。
㏗には適範囲が有りますので、その範囲であれば問題ありません。
でも、範囲から外れると、生育不良を起こし
病気や害虫被害を受け易くなりますので、
生育期間を通して注意が必要です。
特にカルシウム分と苦土分には注意して、
後は適度なケイ酸分、ホウ素、鉄分等が有れば良い感じです。

チョッと中断しておりました。再開します。土づくりに関して①

中断しておりました。
①の中に②も含まれますので、②は同じ枠で話します。
堆肥を使う理由は、現在は生産量が多く、
条件次第では手軽にしかも他に比べて安価に調達できるからです。
袋詰めの物しか入らないようだと、コストが掛かりますが
バラ堆肥が手に入るならば、とても助かります。
私の考えでは、堆肥を投入するのは
炭素源の補充と、微生物の補充、微量要素まで含めた養分の補給、
それらが入ることによる地力の向上を目的としております。
どうしても堆肥が手に入らず、コストが高くつくようですと
もう一つ考えられるのは、
前作の残渣の鋤き込みです。
もっとも、この方法は自作との間の期間が取れる事が条件です。
土中で残渣が分解されるには、作物によって異なりますが
最低1か月以上、一定の時間が必要です。
それと、微生物による分解ですので
土壌中の水分と、残渣の分解に見合う量の窒素が必要です。
堆肥の投入でもそうですが、
適度な水分を含ませて、被覆することで
土壌中の残存根や、収穫期間中や撤去作業中に落ちた残渣の分解をします。
この残渣を分解することは、特に施設栽培では
最も重要な事だと考えております。
残渣が残る事に起因する障害が、
土壌病害の殆どではなかろうかと考えています。
圃場を整備して、定植した後の生育や収穫に
かなりの影響を及ぼします。
圃場の土壌の状態を考える時に、一番良い比喩は
自分が生活する環境を当てはめる事です、
ゴミの少ない環境で生活し、
フカフカの布団で眠り
3食過不足なく摂って活動するのが、心地良いと思います。
植物にとっての土壌環境を、効率良く作り出す事が、圃場作りです。
炭素源と微生物の働きで、土壌がフカフカになります。
そして、微生物が残渣を分解することで、
植物にとって奇麗な環境が出来ます。
微生物が良く働いてくれると
嫌地現象の原因物質の分解をします。
個人的考えですが、山や野原では、毎年同じ植物が育ちます。
それは、土壌中の微生物環境が理想的な状態だからだと思っています。
自然の営みは、良くしたもので、
その化学的・物理的環境によって植生が変わっていきます。
その変遷を観察するだけでも、自然の偉大さというものを感じる事が出来ます。
今では当たり前に行われている水田圃場の作り方でも
昔の人は良く考えたものだと感心します。
とても理に適った事が行われ続けています。
最近は、手が掛からない一発肥料が使われております。
もみ殻は持ち出して、他所で処理されています。
それらで損なわれた物を補充する事が大切になって来ている様に感じます。
基本は地力の保持です。

具体的に、簡単に。今日から「その1」

私が嘗てはそうでした。
「営利栽培」と聞いて、何か難しい事と思い込んでしまいました。
そして、これを使えば良いのが出来るとか、
色々なアドバイスを頂戴して
使ってはみる物の、技術が伴わなければ良く使いこなせなかったり
価格の高い良さそうな物を使ったり、
後から似た様な安価な物を発見してガッカリしたり、
今振り返ると、良い経験をさせて頂きました。
結果、シンプル・イズ・ザ・ベスト!と言う事が解りました。
①植物は根を張る生き物で、自分で移動する事は出来ない。
②窒素・リン酸・カリ・ミネラル等微量要素が大切である。
③水と光が無いと生きていけない。
④最適生育温度がある。
と言う事です。
①の基本が圃場の土作りです。
 では、どういう土作りが良いのか?
 これは、人に依って色々な基準が有ると思います。
 私の思う良い土作りとは、
 1⃣ 適度な堆肥(炭素)を入れ微生物が良く育つ条件作り、
 2⃣ 微生物多様性の高い微生物群を入れてあげる事。
 3⃣ 植物の好むペーハーに調整する事。
 4⃣ 3要素と微量要素に過不足が無い事。そのバランスが取れている事。
 5⃣ ケイ酸分とカルシウム分と苦土分に不足が無い事。

話がアチコチ行ってスミマセン。今日は目的を少し。

話がアチコチ行ってしまいますので、
何を書いて居るのか判らなくなった方もいらっしゃるでしょう。

目的は、如何にコストを掛けずに、
品質的に申し分ない収穫物を、沢山収穫するか?
と言う事ですので、
その為には、今、判って居る事を知って頂き、
判って居る理屈で、何故そうなっているのかを知る事が、
早く到達点にたどり着く近道だと思うからです。
1年1年の積み重ねで、徐々に解って行く事なのですが、
読書をすることで他人の経験が疑似体験出来る様に、
これまで私が私的に経験した事と
これまで学んできた理屈を知る事で、
早く理屈を理解して頂けるのではないか?と
思う事と、
事象と向き合った時に、
何がどうだったのかを考える時に、
考える切り口が沢山有った方が、
より良い手を打てるのではないか?
と思うからです。
そして、意気なり難しい事を考えるより
先ずは基本を知っていた方が良いのではなかろうか?
と思うからです。
自分の体験からモノを言うと、
難しく考えるより、単純に考えて実行した方が
上手く行く確率が高いと言う事なのです。
それでは、どの状態が上手く行っているかという判断ですが
初めは、兎に角収穫物が得られれば良いと思って居ます。
そして、それが出来てから、
今度は長く採るには?とか
大きい収穫物を得るには?とか
味の良い物を収穫するには?とか
段階的に考えていけば、そう難しい事ではないと思うからです。
何でもそうですが、一歩一歩の積重ねは何物にも負けないはずです。
趣味で園芸をされている方は
その経験を活かすだけで良いですから。

植物も人間も全ての生き物は、奥が深いです。

植物も土壌も微生物も人間も、奥が深いです。
そして、全ての物がリンクして生きているのが地球です。
微妙なバランスで出来ている気がします。
そのバランスが崩れると、色々な事象が顕在化して
収量に影響したり、生育に影響したり、
虫が寄ってきたり、病気に罹ったりするのだと思います。
その原因が何かを見極め、適切に手を打てば
回復するのだと思って居ます。
ただ、人間でもそうですが、
直ぐには効果が現れません。
直ぐに表れるときは、ポテンシャルが良かった証拠です。
実が成る物は、花が出来る時に、その花から出来る実の状態は決まっています。
花芽が出来る時に、その将来は殆ど決まっています。
花芽が出来る時の、植物本体の栄養状態で
実の基となる部分(雌しべ)の状態は決まってきます。
種が何個出来るかで、実そのものの大きさが凡そ決まります。
勿論、その後の管理の良し悪しで、
実際の実の大きさは左右される事は言うまでもありません。
実の構成物質の大部分を占めるのは、水分です。
その他には、糖分(セルロースを含みます)窒素、カリ、カルシウム、
等が残りの殆どを占めます。
それらを沢山やれば良いかというと
そうとも言えません。
バランスが大切です。
バランスが良くないと、健康な実となる可能性が低くなります。
成熟する時に、不具合が出ることになりかねません。
結果、A品とならずにB品、C品、格外となることが有ります。
人間でも、栄養が偏ると様々な不具合が出るのと同じです。
生活習慣病と言われておりますが
植物にも似たような症状が出ると言った方が
分かりやすいかもしれません。

圃場の土中の微生物環境と、動物の腸内微生物環境は似たようなものです。細菌叢の変化で状況が変わります。

輸入農産物が安価で入ってくる時代です。
同じ土俵で戦う事は得策ではありません。
どうせならば、高品質・安心安全・低コスト・高収入を目指したい。

最近、ようやく腸内細菌が見直されるようになりました。
腸内と圃場の土壌とは同じだと思っています。
人間の腸内には、1000兆個の菌が生息しているとの事です。
そして、腸内で免疫機能が発揮されると。
腸内細菌叢が崩れると、病気になり易かったり
肥満になったりと病害が出やすいとの事です。

圃場には、1g中10数億個の菌が居ると言われております。
両者とも、良い菌が沢山居ることが「健康の基本」です。
1g中に数億~数十億個の微生物が生息し、
数万種類の病原性の無い微生物の集合体である
「トーマス菌」から派生した「オルガSP」は
炭素源と窒素源が圃場に有るならば
圃場を良くしてくれるはずです。
人間の場合は、食べ物には窒素は含まれますから
良質な食物繊維を採れば、腸内環境が良くなるのと同じです。
圃場に良質の炭素源を戻してあげることは大切です。
そういう意味でも「良質の堆肥」は重要な資材です。
何故、堆肥が良いのかも、別項で述べたいと思います。