土作り その3 これからの農業について考える。

設園芸は、最初の初期投資が大きいのと、規模によって収量と収入が有る程度決まってしまうので、十分注意が必要ですが、上手く行くと、高収入が安定して得られる良さが有ります。
肝心なのは、土作りです。それさえ上手に行けば、農薬散布回数も少なくなり、他の人より経費を抑え、その分、収入が多くなります。根張りが良くなれば、秀品率が高くなります。また、収穫物の品質も良いです。
健康な植物に農薬を散布するのは、健康な人に薬を飲ますのと同じです。例えばの話、急性胃腸炎が流行っているからとか、ノロウィルスが流行っているから、抗生物質を飲むかと言っても、成るまで飲みませんよね。イザと言う時に、薬が効かなくなりますから。
以前は、美味しい物を作る事と、収量を増やす事とは相反するものが有ると思っておりましたが、最近は、良い物を作れば、収量も上がってくると感じております。植物の持つポテンシャル以上には収量は増やせないでしょうが、植物の能力一杯の収量は、品質の良い物を作る努力で得られると思います。

植物の生育を左右する要件は、①温度②光③水④養分だと考えています。この4つの要件を、ある程度自分で左右出来るのが、施設園芸だと思います。初期投資は金額が張りますが、やり様では数年で回収が可能かと思います。植物の生育環境条件と、人間の作業環境条件とを同時に考えた施設にするのが良いと思います。作業環境条件を考えた施設にしておく事が、その後の収穫作業と出荷作業を効率的にし、継続的に高収益を上げられる下地にも成る気がします。

現在、農業は大きな転換点にあるように思います。ここを乗り切る為にも、少し色々な事を考えてみるのも良いかもしれません。

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